今日歯科の特集がされている雑誌をみていたら気になるデータがありました。
都道府県別3歳児および12歳児虫歯の実態
(都道府県別3歳児の虫歯)
都道府県 平均虫歯数(本) 都道府県 虫歯有病者率(%)
1位 東京 0.66 1位 東京 18.5
2位 愛知 0.69 2位 愛知 18.5
3位 神奈川 0.74 3位 岐阜 20.1
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45位 沖縄 1.91 47位 沖縄 43.5
(都道府県別12歳児の虫歯)
都道府県 平均虫歯数(本) 都道府県 虫歯有病者率(%)
1位 新潟 0.9 1位 新潟 39.9
2位 広島 1.0 2位 広島 43.8
3位 愛知 1.1 3位 愛知 46.8
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46位 大分 2.7 46位 大分 72.5
47位 沖縄 3.3 47位 沖縄 78.4
残念ながら沖縄県はほとんどが最下位です。
実をいうと沖縄で診療をしていて気になっていたのは子供の虫歯が多いことでした。
そのうち小学生の何人かはすでに6歳臼歯が虫歯で保存不可能な子がいました。
以前神奈川で働いていた時は最近の子供は虫歯が少ないなあと思っていましたが
このデータをみてこんなに地域差があることに驚きました(・・;)
恐らくいろいろな生活環境の違いなどがこのようなデータに現れているのだと思います。
子供の頃から虫歯が多く早期に歯を失えば将来歯並びが悪くなり、虫歯、歯周病に
かかるリスクも高くなりそれを治療するために医療費も掛かります。
虫歯になったら直すのではなく虫歯にならないように予防をしていくという流れを
まずは地域からでもどんどん変えていかなければならないと思いました。
当院としてどういうことができるかもっと真剣に考えていこうと思いますいろいろ
考えさせられる記事でした。