その他の項目

歯ぎしり

睡眠時の歯ぎしり、食いしばりは無意識下で行われます。
歯ぎしりで掛かる力は体重の数倍掛かると言われており歯が削れてしまったり、ひどい場合は歯が割れてしまったりするケースもあります。
起床時の顎のだるい感じが出たり歯の側面が楔状に削れてしまったり骨の隆起が発達してくるなどの症状や特徴が見られます。
歯周病があれば更に症状を悪化させる原因の一つにもなります。
そこで歯ぎしりによる歯に掛かる過大な力を軽減させる方法としてマウスピース(ナイトガード)があります。通常は就寝時にナイトガードを装着します。
ナイトガードは歯科医院にて健康保険で作製可能です。

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金属アレルギー

金属アレルギーとは金属製の装飾品などに接触する皮膚に発症するアレルギーのことをいいます。
歯科の金属アレルギーは口の中に装着されている金属が直接口の中に接触している部位ではなく多くは口の中から離れた遠くの皮膚などに出ることがあります。
原因としては口の中の金属がイオンとして溶出し、口の粘膜や消化管より体内で吸収され口腔領域だけではなく他の遠隔領域にまでさまざまな皮膚症状が出ることがあります。
口の中に装着されている金属は日本では合金が多くどの金属が原因か特定するには皮膚科にて行うパッチテストを施行する必要があります。
原因が口の中で使用されている金属であれば除去することが症状が軽減されることがあります。
小さい部分の金属であれば保険の白い樹脂(レジン)で修復することも可能です。

当院では被せものや土台など金属を使わずに行うメタルフリー治療を行っております。

※金属アレルギーという皮膚科の医師の診断書があれば2016年4月より奥歯(6、7番)の冠でも健康保険でもハイブリッドセラミック冠(CAD/CAM冠)の治療が可能になりました。

日本人の奥歯には右のレントゲン写真のように金属の

被せもの(真っ白く写っている部分)が入っている方

が多く見られます。

 

基本的に歯医者さんで奥歯の神経を治療し根管充填後に土台(メタルコア)を立てその上に金属の

被せものが入るというのが保険診療での通常の治療です。

ここ数年で保険診療も改正され土台はグラスファイバー製の土台(ファイバーコア)が適用となり

被せものもCAD/CAM冠が導入され奥歯でも全く金属を使用せずに治療が可能となりました。

 

 

写真の左側が通常保険診療の奥歯の被せものとして適用

されていました金属冠です。

右側が金属を使用していないCAD/CAM冠になります。

右の図が通常の歯科保険診療で適用されています

CAD/CAM冠が入れられる範囲になります。

(歯に欠損がある場合は下顎第一大臼歯に適用されなかったり、その他ブリッジは適用不可となっております。)

※金属アレルギーと診断されますと上顎の第一、

第二大臼歯及び下顎の第二大臼歯にCAD/CAM冠

が適用となります。

◆歯科用金属の種類について

日本の保険診療で使用されています歯科用金属は主に金銀パラジウム合金が用いられており

他にはアマルガムなども以前は多く使用されておりました。

合金なので他にも多くの金属が含有されており金属アレルギーと診断されてもなかなかどの

金属に反応しているのか判断が難しくなります。

皮膚科で金属アレルギーの検査を受けるにあたり参考に下記の金属を記載します。

・ニッケル
・パラジウム
・亜鉛
・コバルト
・アンチモン
・スズ
・クロム
・プラチナ
・イリジウム
・マンガン
・金
・水銀
・インジウム
・アルミ
・(銀)

※口腔アレルギー外来におけるパッチテスト(金属)の結果より抜粋
 上から発生患者数が多い順になっています。
 

 

睡眠時無呼吸症候群

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とは

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とは睡眠中に何度も呼吸が弱くなるあるいは停止した状態が繰り返される病気で症状としては激しいいびきや体内の酸素濃度が下がり熟睡することができないため日中の強いねむけや疲労感などが起こります。


治療法としては医科で行う経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP)治療にて鼻に加圧した空気を送り込む装置を使用する治療は効果が高いとされています。

あとは歯科で作製できる睡眠時無呼吸症候群治療用マウスピース(OA)での治療は軽度〜中程度の症状の患者さんへの効果が認められています。 病院の診断書及び紹介状を発行してもらい持参していただければOA製作は健康保険を適用可能です。

OSASの主な原因 肥満、扁桃肥大、小顎

高齢の方や基礎疾患をお持ちの患者さんが歯科医院を受診する際に注意していただきたいこと

高齢になるにしたがって様々な加齢変化や基礎疾患を抱える方が増えてきます。
このページでは高齢および基礎疾患をお持ちの患者さんが歯科を受診する際に注意する点などをまとめました。

骨粗鬆症治療薬

骨粗鬆症の代表的な治療薬であるビスフォスフォネート系(BP)製剤を服用している患者さんの抜歯、歯周病治療の外科手術、インプラント手術などで問題になるケースがあります。
骨の露出を伴う外科手術でビスフォスフォネート系(BP)製剤を服用している患者さんで頻度は高くありませんが、顎骨壊死、骨髄炎などを起こすがあります。
不適合義歯による傷からも発症する可能性があります。
よってこれらの薬を服用している場合は通院している歯科医院にこれらの薬を服用している旨を受診時必ずお伝えください。
フォサマック、ボナロン、アクトネル、ベネットなどが代表的なビスフォスフォネート系(BP)製剤です。
もしこれらの薬を服用しており、抜歯などの外科処置が必要となった場合術前術後にそれらの薬を休薬するなどしなくてはいけない場合があります。
決してご自分の判断で休薬したりせず事前に医師や歯科医師の指示に従うようにしましょう。

ビスフォスフォネート製剤とは作用機序が異なる骨吸収抑制剤ランマーク(皮下注120mg)が顎骨壊死を起こす可能性があるため投与を受けている場合注意と追加されました。(H24年4月)

虚血性心疾患治療薬

虚血性心疾患とは動脈硬化の進行により心筋に酸素や栄養を送っている血管の血流が悪くなっている病態をいいます。
狭心症と心筋梗塞が代表で冠動脈が狭くなり血流が悪くなった状態を狭心症といい、冠動脈が詰まり心筋が壊死した状態を心筋梗塞といいます。

抗凝固療法や抗血小板療法を受けている場合

一般的には「血をサラサラにする薬」などと言われており抗凝固薬の代表的な薬はワーファリンです。血栓の予防として使用されており心筋梗塞、脳卒中(脳梗塞)の治療に用いられています。
抗血小板薬の代表的な薬はアスピリンで狭心症や心筋梗塞、脳卒中(脳梗塞)などに用いられています。
抜歯などの外科的治療で出血が予想される処置を行う場合、医師の指示にてこれらの薬を急薬する場合があります。
日本循環器学会のガイドラインでは「抜歯時には抗血栓薬は継続が望ましい」とあり必ずしも休薬する訳ではありません。
時々、過去にそれらの薬を休薬して外科処置を他院で受けた事がある患者さんで後自分の判断で休薬されて外科処置に挑む患者さんがおりますが、事前に歯科医師にこれらの薬を服用していることをお伝えいただき医師の指示に仰いでからにしていただきたいと思います。
もしも服用しているお薬がこれらのお薬に該当するか分からない場合はお薬手帳などをご持参ください。

口腔乾燥症について

口腔乾燥症(ドライマウス)とはなんらかの原因で唾液の分泌力が低下し口腔内が乾く症状のことです。
高齢者の口腔乾燥症は増加しており、これは全身疾患の有無、薬物(睡眠剤、抗不安剤、降圧剤など)の服用、生活習慣の問題、口腔機能の低下などとの関連が深いと考えられます。


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