通常一日の中で上下の歯が接触している時間は食事の時間などを含めて30分以下です。
上下の歯は安静時空隙と呼ばれる空隙があり通常は唇を閉じている時は接触して
いません。
なので口唇を閉じてみて上下の歯が接触していると感じる方は噛みしめ癖がある
可能性があります。
噛みしめ癖はTCH(Tooth Contacting Habit)と呼ばれ顎関節や周囲の筋肉などに
負担が掛かります。
負担が掛かることで顎関節症や肩こりなどを引き起こすことがあります。
TCHがある方は舌の切端や側面などに圧痕が見られることがあります。
TCHの改善方法としては家の中の目につきやすい場所などに紙に「噛みしめない」など
と書いた紙を貼ったりして意識して上下の歯を離すなどの方法があります。