よくあるご質問

2017.08.10更新

今でもまだ歯槽膿漏という名称がCMなどで使われていますが現在は歯周病という

総称になっています。歯槽膿漏とは重度の歯周病を指す状態のようです。

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上記のレントゲン写真は重度の歯周病の方のレントゲンです。歯の周囲の骨(歯槽骨)は吸収し多くの

歯が欠損しており噛み合うところがなくなってしまっています。

 

年をとったから歯槽膿漏で歯が無くなると思っている患者さんが時々おりますが

ちゃんと歯磨きを行い歯医者での定期検診を受け予防処置を受けていれば年齢に

かかわらず多くの方はしっかりとした歯の状態を維持できております。

稀にどうせ歯槽膿漏で抜けるのだから全部抜いてしまって総入れ歯にしてくれと

言う方もいらっしゃいますがご自分の歯で噛めることが一番です。

もちろん正しいケアの仕方などが大事ではありますが80歳を超えても歯がほとんど

残存していてしっかりと噛めている方もおります。

同じ年齢で比べると歯がしっかりと残存している方のほうが元気な方が多く足元が

しっかりとして歩けている方が多い感じはしますね。

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上記のレントゲン写真は80代の方のものです。

若干歯の周囲の骨(歯槽骨)は吸収しておりますが歯は全て残存しております。

まさに8020以上の状態で健康に過ごしていらっしゃいます。

 

ご自分の歯で食事をしっかり噛んで食べることで脳が刺激され認知症の予防にも

効果があると言われています。

ご自身の歯に限らずしっかりと合った義歯(入れ歯)で噛むことにより食事も嚙み砕く

ことができ誤嚥性肺炎を回避することができたりもします。

なので定期的な歯科医院での歯の状態のチェックやクリーニングおよび義歯(入れ歯)

の調整は非常に大切です。

 

投稿者: 医療法人誠志会 赤嶺歯科クリニック

2017.04.17更新

考えられる状態としては歯周病などが原因で起こるフレアーアウトという状態

かもしれません。

歯周病が原因で歯を支えている周囲の骨(歯槽骨)が吸収し弱くなり下の歯に

突き上げられることで上の前歯が前方に出てきたり開いて歯と歯の間に隙間

が生じてきたり、奥歯が欠損しているケースで前歯噛みになり前歯に負担が

掛かりこのような状態になることがあります。

歯が長く感じるのは歯周病により周囲の骨が下がり一緒に歯茎も下がる為根の

部分が露出してきてそう見える可能性があります。

歯科医院を受診して状態を調べてもらい検査及び処置を受けたほうがよいかも

しれません。

 

 

投稿者: 医療法人誠志会 赤嶺歯科クリニック