先週末は2度目の上京でした。
今回は新東京歯科技工士学校で開催されましたデンチャーデザイナー育成コースを
受講してきました。
講師は一般社団法人 日本補綴構造設計士協会の川島 哲先生です。
通常義歯(入れ歯)を作製する際の設計は自ら行いますが複雑なケースなどは
歯科技工士さんに依頼するケースがあります。
しかし私達歯科医師は作製過程の技術を学ぶ機会は多いですが設計を本格的に
学ぶ機会はあまりありません。
今回は技工士の先生方に義歯の設計について一日学んで参りました。
残存している歯牙にいかに負担を少なくし長く使用できる義歯を作製していくことが
一番ですが見た目が美しくなければいけないという川島先生のお話はなるほどだと
思いました。
普段機能面ばかり追求してしまいがちですが見た目の美しさがなければ患者さんが
使用してくれなかったり、よく噛めそうな義歯に見えないかもしれません。
今日学んだことは早速活かしてより良い医療を提供できればと思います。
3日前に東京に来た際には見ることができなかったのですがセミナー後に周囲を散策した
際に桜が開花しているのを発見。
まだ満開には程遠い状態でしたが久々に見る桜、短い時間でしたが春を感じることが
できました!
来年こそは満開の時に行ってお花見がしたいですね。