総義歯(総入れ歯)は義歯と粘膜の間が陰圧状態になることで維持が得られ義歯
の辺縁から空気が侵入すると外れやすくなります。
よって義歯を削って短くすることは空気が侵入しやすくなり義歯の安定が更に
悪化する可能性があります。
義歯にはお口の中の形態に合わせた適正な形や大きさがありますのでむやみに
削ってもらわずに義歯調整を受けたほうがよいと思います。
2018.05.01更新
総義歯(総入れ歯)は義歯と粘膜の間が陰圧状態になることで維持が得られ義歯
の辺縁から空気が侵入すると外れやすくなります。
よって義歯を削って短くすることは空気が侵入しやすくなり義歯の安定が更に
悪化する可能性があります。
義歯にはお口の中の形態に合わせた適正な形や大きさがありますのでむやみに
削ってもらわずに義歯調整を受けたほうがよいと思います。
投稿者:
2017.11.28更新
下記の写真のように上顎の口蓋(こうがい)部に口蓋隆起と呼ばれるものが
出来ている方がおられます。
通常はそのまま放置していても問題ありませんが義歯を入れている方で多数歯
の欠損がある場合は邪魔になってくるケースがあります。
特に総義歯(総入れ歯)の場合は口蓋部を覆わないと吸着は得られませんので
もしも口蓋隆起を避けてくり抜いて義歯を作製した場合吸着を得ることは難しく
なります。
ベストなのは外科的に切除することですが切除せずに作製する場合は口蓋隆起を
覆って作りますが口蓋隆起部は粘膜が薄く直下が固い骨なので直接当ててしまうと
接触痛が出てしまいます。
なので口蓋隆起部に強く接触しないように少しリリーフして作製するか内面が柔らかい
シリコン製の義歯などを作製し保護する方法があります。
投稿者:
2017.04.24更新
義歯(入れ歯)をご希望の方で聞かれる質問として多いのは型を採ったら
すぐに次回完成ですか?と質問です。
義歯には作製する手順があり型を採ってから数回来院していただくことに
なっております。
簡単な手順としては
①お口の状態の診察
②義歯の簡単な型採り
③義歯の精密な型取り(専用トレーにて)
④咬み合わせの採得
⑤試適
⑥完成
①、②は一緒になることも多いですがそれでも最短でも完成まで5回は
掛かることになります。ちなみに保険外やかみ合わせが難しい場合など
は数回来院回数が増える場合もございます。
時々「前まで通っていた医院では入れ歯は2~3回の通院で出来た」と言われる
患者さんもおられますが私の考えとしましては型どりを1回で終わらせ
たり試適をしなかったりなど省略すればやはり精度は落ちます。
精度が落ちるということは結果的に調整などで来院する回数が増えてしまう
可能性もございますのでご理解いただければと思います。
投稿者:
2017.04.12更新
部分義歯(入れ歯)に付いています歯に掛ける金属製のバネ(クラスプ
と言います)ですが結構繊細にできており調整の仕方を誤るとすぐに
変形や破折を起こしてしまい逆に適合が悪くなってしまう恐れがあり
ます。
なのでもしも緩くなってきた場合などはご自分で工具などで調整したりせず
必ず歯科医院を受診して歯科医師に調整を行ってもらってください。
※時々義歯(入れ歯)の内面や側面などをご自分でヤスリなどで調整
される方もいらっしゃいますが傷がついてしまったり脆くなってしまい
劣化などの原因になったりする場合もございますので同様に必ず調整
は歯科医院を受診して行ってもらってください。
投稿者:
2017.04.08更新
保険にはルールが定められており義歯作製後6か月は新製ができません。
他院で作製した場合も同様です。
よって前回義歯を製作し装着した日から6カ月経ってから新製可能と
なります。
投稿者:
2017.02.03更新
通常保険の入れ歯(義歯)では義歯を維持する為に金属のバネを使用しますが前歯などは
どうしても審美的に悪くなってしまい気になるかと思います。
保険外になりますが金属のバネを使用しない審美的にも優れた義歯がございます。
費用などは欠損歯の状態などで異なりますので担当医にご確認ください。
投稿者: