顎関節症(がくかんせつしょう)の原因としては色々とありますが、スポーツや
転倒時に下顎をぶつけたことにより発症する場合があります。
この場合は外傷性顎関節炎といい下顎に強い受外力を受けたことにより、
顎関節周囲に衝撃が加わることで同部に痛みや開口障害などが発症します。
基本的には大きく口を開けたり、固いものを咬まないようして安静にすれば数日程度で
徐々に収まってきます。
痛みが強ければ消炎鎮痛剤を処方して痛みを抑えます。
しかしこれをきっかけに顎関節症となって慢性化するケースもあるのでその際は治療が
必要となる場合がございますので精査が必要となります。
ただし外傷時の鑑別疾患として下顎骨骨折や下顎骨関節突起骨折があります。
下顎骨骨折だと骨折部位周囲に腫脹や圧痛を認め、咬み合わせがずれたり、お口の開閉口や
咬み合わせ時に痛みがでます。
下顎骨関節突起骨折の場合は関節部周囲に痛みが出たり、開口時に顎が偏位します。
症状が強い場合は歯科医院を受診しレントゲン撮影などを行いチェックを受けた方が
良いと思います。
骨折が疑われる場合は口腔外科を紹介し精査及び整復治療等を行います。
監修
赤嶺歯科クリニック 院長 赤嶺雄志


























