何かに集中している時などについ噛みしめてしまっている、スマートフォンを操作していて
うつむいている時に噛んでしまっている方けっこういらっしゃるのではないでしょうか?
顎関節症で相談にいらした患者さんにチェックすることの一つとしてお口を軽く閉じている時
の上下の歯の咬み合わせを確認します。
下記の2枚の写真お口を閉じている時正しいのはどちらでしょうか?
正解は上下の歯が少し離れている状態です。
よってお口を閉じている時に上下の歯を咬み合わせている状態が多いという方は
TCH(Tooth Contacting Habit)歯列接触癖ということが疑われます。
1日の中で歯が接触している時間は数十分に過ぎません。
仕事で集中している時やスマートフォンを操作し夢中になり下を向いている時、
ストレスなどで噛みしめてしまっている場合かなり多くの時間上下の歯が接触している
ということになります。
では上下の歯が噛み締める時間が多くなるほどどのような悪影響が出るか解説します。
①噛み合わせる時間が長くなることで周囲の筋肉(咬筋、側頭筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋)
などが緊張状態になり咀嚼筋痛や肩こり、頭痛、首の痛みなどを引き起こすことがあります。
②顎関節の関節頭が噛み合わせる時間が長くなることで後方に圧迫され同部の疼痛や
クリック音や雑音、開口障害を引き起こす原因になることがあります。
③上下の歯が長い時間接触することで歯牙自体に負荷が掛かり歯周病の歯が悪化して
動揺や痛みを引き起こすことがあります。
TCH(歯列接触癖)がある方の口腔内の特徴として舌の側面や頬の粘膜に痕がついて
いることがあります。
TCHの改善法としては単純なことですが、歯を噛みしめているなと感じた時に離すことが
一番となります。
より意識するためにお部屋などに上下の歯を離すなどを紙や付箋などに書いて貼ることで
意識することができます。
もしも噛みしめているなと感じた場合はゆっくりと深呼吸することも大事です。
近年スマートフォンを長時間使用することでうつむいた状態となり首に負担が掛かる
ストレートネックも問題となっていますがその悪い姿勢を行うと噛み合わせる時間も
増えてしまう傾向にあります。
スマートフォンを使用する時間を減らしたり、姿勢を良くして使用することで色々な部位の
負担を減らすことができるかもしれません。
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