よくあるご質問

2026.09.03更新

転倒やスポーツでの受傷時など、あごをぶつけて口が開かない・噛み合わせが合わない時はどうするか?

放置が危険な理由と受診の目安をここでは解説致します。

 

<考えられる主な原因>

あごに強い外力が加わった際、衝撃は顎関節(耳の穴の前に位置する関節部)へダイレクトに伝わります。

生じている可能性のある病態は多岐にわたります。

 

下顎骨骨折(特に関節突起部・下顎頭骨折)

あご先を打撲した場合、テコの原理で耳の前あたりにある骨(関節突起・下顎頭)に力が集中し、

骨折を引き起こすケースが最も頻繁に見られます。

片側の骨折では患側に偏って噛み合わなくなり、両側骨折では前歯が噛み合わず奥歯だけが強く当たる

「前歯離開(開咬)」が生じやすくなります。

関節突起骨折

 

顎関節症・顎関節捻挫(外傷性)

関節内の靭帯や関節包、関節円板が損傷を受け、内出血や強い炎症を起こして口が開かなく

なっている状態です。

 

顎関節脱臼

衝撃や反射的な開口によって、下顎頭が関節結節を越えて前方に外れてしまい、口が閉じられなく

なっている状態です。

 

歯および歯槽骨の外傷

歯自体の破折や脱臼、歯を支える骨(歯槽骨)の骨折により、歯の位置がずれて噛み合わせに狂いが

生じているケースもあります。

投稿者: 医療法人誠志会 赤嶺歯科クリニック