虫歯を取った後に詰める樹脂はCR(コンポジットレジン)というものを
詰めます。
歯の色は個人によって色の差がありますがコンポジットレジンにも様々な色
(シェード)があります。
大きく分けても上記のように右側の暗い色から明るい色までこのぐらいの色の
差がありますが日本人の歯の色は大体真ん中ぐらいのA-3~A-2という
色(シェード)多いです。
虫歯を削ったあと歯の色に合わせたCR(コンポジットレジン)を詰めます。
上記の写真は当院で使用しているCR(コンポジットレジン)の一部です。
様々な色(シェード)や性状のタイプがあり用途により使い分けています。
ホワイトニングシェードや乳歯用のコンポジットレジンなどもあります。
大体は単色を詰めれば色は合いますが、虫歯の穴が表面から裏側に抜けていたり
すると単色で詰めた場合お口の中の暗い色が反映されてしまい色が合わなく
なってしまいますので内部の色が透けないような透過性の低いレジンを奥側に
詰めたあと通常の色を表側に詰めて色を合わせます。
あと歯の切端部はやや透明がかっているので色を合わせるために透明度の高いレジン
を詰めて色を合わせたりします。
そうすることで歯の色と近くなり目立たなくすることで審美的に改善できます。
但し変色歯で灰色がかっている歯などは色を合わせるのは難しいケースとなります。