よくあるご質問

2017.07.18更新

上顎の口蓋と呼ばれる部分に硬く膨らんでいる方が時々おられます。

多いのが口蓋隆起(こうがいりゅうき)と呼ばれる骨が増殖したものです。

徐々に大きくなってきますのでそのまま気付かずにおられる方が多いですが

ある日鏡などで見て気付かれる方や歯科医師に指摘されて気付かれる場合も

あります。

骨の隆起の表面の粘膜は薄いため食事の時に傷付きやすかったりします。

原因としては歯ぎしりや噛みしめが強い方に多く見られ噛み合わせの力が

顎の骨に伝わり増殖してくることが考えられ歯を見ると歯ぎしりにより歯が

削れていたり下顎の内側(下顎骨隆起)の骨や上下の外側の骨が発達して

いる場合もあります。

口蓋隆起

上記の模型の膨らみの部分が口蓋隆起です↑

 

通常は悪いものではありませんのでそのままでも大丈夫ですが表面が傷つきやす

かったり義歯を作る際欠損の状態によっては骨隆起が邪魔になるケースもあります

のでその時は口腔外科などで外科的に切除も可能です。

kagaku

上記の写真は下顎骨隆起です↑

 

※ただし表面が柔らかくブヨブヨしていたり急激に大きくなってきた場合などは他の

 疾患の可能性もございますので気になる場合は歯科医院や口腔外科などでチェック

 を受けたほうが良いかと思います。

投稿者: 医療法人誠志会 赤嶺歯科クリニック

2017.07.04更新

虫歯を取った後に詰める樹脂はCR(コンポジットレジン)というものを

詰めます。

歯の色は個人によって色の差がありますがコンポジットレジンにも様々な色

(シェード)があります。

shade

大きく分けても上記のように右側の暗い色から明るい色までこのぐらいの色の

差がありますが日本人の歯の色は大体真ん中ぐらいのA-3~A-2という

色(シェード)多いです。

CR

虫歯を削ったあと歯の色に合わせたCR(コンポジットレジン)を詰めます。

上記の写真は当院で使用しているCR(コンポジットレジン)の一部です。

様々な色(シェード)や性状のタイプがあり用途により使い分けています。

ホワイトニングシェードや乳歯用のコンポジットレジンなどもあります。

大体は単色を詰めれば色は合いますが、虫歯の穴が表面から裏側に抜けていたり

すると単色で詰めた場合お口の中の暗い色が反映されてしまい色が合わなく

なってしまいますので内部の色が透けないような透過性の低いレジンを奥側に

詰めたあと通常の色を表側に詰めて色を合わせます。

あと歯の切端部はやや透明がかっているので色を合わせるために透明度の高いレジン

を詰めて色を合わせたりします。

そうすることで歯の色と近くなり目立たなくすることで審美的に改善できます。

但し変色歯で灰色がかっている歯などは色を合わせるのは難しいケースとなります。

 

投稿者: 医療法人誠志会 赤嶺歯科クリニック