見えないところを「見える化」レントゲンの役割とは
「痛くもないし、見た目も問題ないのに、なぜレントゲンを撮るの?」
歯科医院でこうした疑問を感じることも多いのではないでしょうか。
しかし、レントゲンは例えるなら「空港の手荷物検査」と同じです。
外からは見えないカバンの中身をX線で調べることによって安全が守られるように、
レントゲンも見えない部分を映し出し、トラブルを未然に防いでくれます。
お口の病気は症状や見た目だけで判断することが難しく、歯の内側やあごの骨の中など、
むしろ目には見えないところに問題が潜んでいます。
こうした見えない部分を「見える化」するのがレントゲンの重要な役割なのです。

レントゲンでわかるのは主に次の4つです。
・隠れむし歯
「歯と歯の間」や「つめものの下」など、肉眼では確認できないむし歯をいち早く
見つけます。
・歯周病の進行
歯周病によってどの程度骨が溶けているかを把握し、歯周病の診断に役立てます。
・歯の根の異常
過去の治療で神経をとった歯の根っこの先に「膿の袋」ができていないかをチェックします。
・親知らずの位置や向き
歯ぐきに埋まっている親知らずの向きや位置、さらに隣の歯への影響などを把握できます。
「放射線」は心配ナシ?レントゲンの安全性
レントゲンの重要性は理解できても、やはり気になるのは安全性です。
撮影では微量の放射線を受けることから体に悪いのでは?」と不安に感じる方も
多いでしょう。
しかし、自然界(空気や食べものなど)から1年間に受ける放射線の量と比較しても、
歯1~2本の撮影は約200分の1程度、お口全体の撮影でも約70分の1程度です。

さらに、撮影は診断や治療に必要な場合のみ行われ、安全性を十分に確保して実施しているため、
ご安心ください。
「見えないリスク」を「見える安心」に
痛みや違和感がなくても、気づかないうちにお口の中は少しずつ変化しています。
レントゲンはこうした小さな変化を見逃さず、いち早く気づかせてくれる頼もしい存在です。

安全なレントゲン撮影で、「見えないリスク」を「見える安心」に変えて、大切な歯を長く守っていきましょう。


























